SONY α7R、 α7
世界初のフルサイズ素子、最小、最軽量
AF機能搭載のミラーレス一眼ローパスフィルターレス
SONYからAF機能搭載のミラーレス一眼では、世界初のモデルが、発売されました。フルサイズの撮像素子を搭載して、なんと有効画素数は、3640万画素。(姉妹機のα7は、フルサイズで2430万画素)
AFミラーレス一眼の撮像素子は、一般的にAPS−Cというタイプで(23×15o)その面積比は2.3倍。
光の情報量をたくさん取り込むことができるので、必然的に圧倒的に高画質な撮影が可能となるのです。
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このカメラの短所は、発売間もないので仕方がないのですが、交換レンズが少ないことなのです。フルサイズ対応のEマウントレンズは、現在4本。2014年3月発売のものを含めて5本。
今後、2014年後半で10本、2015年の後半で15本のレンズ群が揃うロードマップが示されているところです。
レンズ不足を補う場合には、センサーサイズが小さいAPS−C型レンズも取り付けることができます。ただし、その場合、センサー中央部分の1500万画素が使われることになってしまい、フルサイズの画質ではなくなってしまいます。更に、純正のアダプターを使えば、SONY、ミノルタのαAマウントレンズがAFで使えます。メタボーンズ社から発売されたα7専用アダプターを使うと、キャノンのEFレンズも、絞り、AF、手ブレ補正と連動して使えます。
最高峰の画質、静止、動きの遅い被写体の撮影におすすめ。
AFミラーレス一眼カメラにおいて、誰もが想像しながら誰も作らなかった世界最小、最軽量、フルサイズ一眼。世界最高峰の画質を誇ります。
フルサイズモデルとは、撮像素子が最大の大きさを搭載する機種。ミラーレス一眼カメラの撮像素子は、一般的にAPS−Cと呼ばれるサイズです。そのサイズと比較すると面積は、2.3倍で。35oフィルムと同等の大きさです。十分な大きさであるため多くの情報(光)を取り込むことができるので、高画素にしても無理がなく最高峰の画質が期待できます。
AFは、コントラスト検出のみで、若干スピード感に欠けます。また、シャッタータイムラグも感じられます。
「α7R」は、どちらかというと早い動きのある被写体は、苦手。しかし、最高峰の画質が狙えます。おすすめの被写体は、ゆっくり動くもの、静止した被写体が、おすすめ。
一方、妹分の「α7」は、動きの早い被写体におすすめだと思います。
このα7Rの姉妹機として、α7も同時に発売されています。
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■発売 ; 2013年11月
■標準ズームキットレンズは、ありません。
■サイズ
■質量 ; 465g(電池、メモリカード含む)
■有効画素数 ; 約3640万画素
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動きの早い被写体撮影におすすめ。
α7は、α7Rと外観は同じですが、有効不画素数は、2430万画素のローパスフィルター付きです。しかし、撮像素子のサイズは、フルサイズで高画質が期待できます。
ローパスフィルターとは、デジタルカメラ特有のモアレや偽色(実際には存在しない歪んだ縞模様や被写体のエッジ部分に色がついたりする現象)を抑制するために使われます。
AF(オートフォーカス)は、撮像面位相差検出AFを併用するファストハイブリッドAFと新世代画像処理エンジン「BIONZ X」(ビオンズ エックス)と相まって、AF追従精度が向上、AF追従約5コマ/秒連写を実現しました。
シャッタータイムラグもほとんど感じられないので、動きの早い被写体を狙うのには、この「α7」がおすすめです。
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■発売 ; 2013年11月
■サイズ
■質量 ; 474g(電池、メモリカード含む)
■有効画素数 ; 約2430万画素
■AF ; ファストハイブリッドAF |
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