2014年のおすすめのデジカメ選びに!

おすすめ デジカメ 2016

MENU

デジタルカメラ

デジカメは、スマホでは撮影できない領域で生きる

 

 

スマホが、本格的に普及を始めた頃から、デジカメの存在価値が危ぶまれました。
中途半端な、デジカメはスマホに駆逐されましたが、スマホとの棲み分けが明確となり、デジカメの存在価値がはっきりとしました。存在価値は、カメラ本来の原点に立ち戻ることにあったのです。
小さい撮像素子で画素数の多さを競うのではなく、大きな撮像素子でも画素数をやみくもに増やさず、高画質を追求する。そんなカメラが次々と発売されています。
一方で、デジタル一眼カメラの開発、生産を取りやめミラーレス一眼に大きく舵を切ったメーカーも出てきました。デジカメ業界は、カメラのあるべき姿を探してますます進化を続けています。

 

 


月のクレーターまでも撮影できるほどのズーム倍率83倍の性能をもつ ニコン COOLPIX P900 

 

 

2015年にヒットしたデジカメは、ニコン COOLPIX P900(上の画像)でした。
スマホとの棲み分けをはっきりするとすれば、どこに重点を置くべきか。
それをしっかりと考えたカメラだったと言うことなのでしょうか。

 

具体的には、ズーム倍率が圧倒的に大きくなんと83倍。
83倍にもなるとどこまで撮影できるかと言うと、なんと月のクレーターも映るぐらいの倍率なのです。
これだけの撮影ができるスマホは、何年経とうが出てくることはないと断言できる。
これほどまでの特徴を全モデルが持てとは言わないが、とにかく圧倒的な特徴が必要だということを表していると思います。

 

 

スマホのカメラは驚くほどの性能アップを成し遂げてきています。
それもそのはず。撮像素子の性能が大きく上がってきたからです。
明るく高画素の撮像素子のトップメーカー ソニーがそのほとんどを供給しているのですからスマホのカメラも高性能になりますよね。
裏面照射型のCMOSセンサーを搭載するなどは当然のこととなっています。

 

 

中には、800万画素のメインカメラを2基搭載したスマホも2015年に発売されています。
2つのカメラを並べる形で配置しているので、画像データはステレオです。
この800万画素のデータを超解像技術で合成して1300万画素にアップコンバートするのです。

ダブルカメラ搭載のスマホ デジタル一眼にも匹敵するボカシを撮影できる

 

恐るべきスマホの登場によりデジカメの存在価値は、ますますなくなりつつあるのです。

 

 

 

1、コンデジ

 

 

 

コンデジとは、コンパクトデジカメのこと。フィルム時代の良くない言い方で言えば、バカチョン。写真は、全てオートで撮影。
マニュアル撮影なんてあり得ない。しかし、最近のオートは、いろんなシーンをカメラが判断して最適な条件で撮影してくれる。夜景を背景に鮮やか、きれいなポートレート撮影も思うままです。

 

右のカメラは、コンデジですが、スマホには真似のできない撮影ができます。
基本性能は、素晴らしいのですが夜景や星空を撮影すればピカイチです。

 

 

きれいな星の軌跡が映った画像を自分でも撮ってみたいと思いませんか?
多くの人は、そう思っていると思いますが、あいにくそんなカメラを持ち合わせていないのです。

 

しかし、このキヤノン PowerShot G9 Xは違います。
多彩な、星空撮影モードを4つも搭載しているのです。
これがまた優秀で、明るい夜景をバックにした、星の軌跡を撮影できるのです。

 

なんとロマンチックな撮影ができるのです。

 

 

 

 

 

 

スマホ全盛の今、選ぶべきコンデジの基本性能

(デジカメ選びの基本参照)
@裏面照射型CMOSセンサ
Aセンサーサイズ 大きいこと 
 (廉価機種は、1/2.3型、ワンランクアップなら、1/1.7型)
A光学10倍以上のズーム
Bスマホ連携
?星空撮影モードなど、スマホでは困難な撮影モードを搭載していること

 

 

2、一眼レフ

 

 

 

高画質な写真を撮影したいなら一眼レフです。
一眼レフに搭載されるセンサーは、大型なのです。センサーサイズが、大きくなるとセンサーの受光量も大きくなって、高画質となります。
また、レンズを交換することにより、様々な目的に合わせた撮影をすることが可能です。

 

(一眼レフ選びのポイント参照)

 

 

■搭載されているセンサーサイズ

 

中級モデル ; APS−Cサイズ(23.6×15.8o)
高級モデル ; フルサイズ   (36×24o)

 

ちなみに、フルサイズ搭載モデルの平均価格は、   31万3610円
   APS−Cサイズ搭載モデルの平均価格は、   6万9800円

 

面積は、2.3倍ですが、カメラの価格は5倍弱にもなります。
センサーサイズだけでこれだけの価格差になったのでは無いにしても、フルサイズは、高級なのです。

 

 

 

3、ミラーレスカメラ

 

 

 

 

 

一眼レフは、センサーサイズも大きく、レンズ交換もできるので高画質な写真を撮影することができる反面、カメラ本体が大きくなります。そこで、一眼レフからミラーを省略すると、レンズを交換できて、なおかつ、小型になります。ただし、ミラーが無いのですから、当然、光学ファインダーもありません。背面の液晶モニタでアングルなどを確認することになりますが、明るい室外においては、画面が暗くなり確認が困難になります。電子式ビューファインダーの搭載が必要かと思います。

 

搭載されるセンサーサイズは、一眼レフより小さくなり画質は、コンデジよりは良いが、一眼レフには適わないことになります。

 

 

 

主に搭載されているセンサーサイズは、次の通りです。

 

ミラーレス実力ランキング参照

 

● 1型 (13.2×8.8o)
● マイクロフォーサイズ(17.3×13o)
● APS−C(23.6×15.8o)

更新履歴